副島達海選手へのインタビュー

Q1.インナーセーバーでパンクを回避できた経験談を教えてください。

「24年11月の御殿場では、シケインがかなり高く、侵入スピードも速かったので、飛び越える際にフロントを当てることが多かったのですが、かなり強く当ててもパンクしなかったですね。砂利区間でも避けようのない尖った石にぶつけても安心でした。」

Q2.パンクしてから、インナーセーバーを装着していて助かった経験談を教えてください。

「24年1月の関西CX希望が丘で、パンクしてしまい、優勝争いからは離脱してしまいましたが、インナーセーバーのおかげでピットまで押すことなく、最低限のスピードで乗車して行くことが可能でした。ロスも少なく、そのレースはパンクしたのに2位で終えることができました。」

Q3.インナーセーバーを入れて、乗り心地、重さなど、レース中のデメリットを教えてください。

「個人的には少しタイヤが重くても、パンクのリスクが減るならそっちの方がいいよね、って考えるので重さのデメリットとかは感じません。 少しタイヤのヨレ感が変わったり、空気圧の調整も変化したりするので最初はなれるまで時間がかかるかもしれません。」

Q4.これからインナーセーバーを使おうというライダーに、このコースだとオススメできたというコースを教えてください。

「今季のレースでは殆どのコースでインナーセーバーを使用しました。 幕張のようなコースではインナーセーバーが活きる空気圧ではないものの、スピードが速いので小さな段差でもリム打ちするリスクは増えますし、テクニカルなコースでは空気圧の幅が広がるので有効であると感じます。」

Q5.iRCのSERACのラインナップで好きな組み合わせを教えてください。

「今季は物理的なブロックでのグリップ重視、というよりかはいつもより空気圧を減らした面圧でのグリップを意識しました。 SERAC EDGEとインナーセーバーの組み合わせでブロック抵抗は低く、面圧でグリップ力は高く、の乗り心地が良かったですね。」

シクロクロス用タイヤインサート「INNER SAVER AIR INSERT」

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低圧にするとシングルトラックでタイヤがヨレすぎて攻められない、タイムロスをするということはもうありません。タイヤインサート「インナーセーバー」を装着すると、タイヤの全体的な剛性感が底上げされ、低圧のセッティングでもタイヤのヨレを抑制して走行することができるようになります。

また、完全にパンクした際でも、ピットまではなんとか走って帰ることができますので、リザルト低下も最小限に抑えることができます。パンクリスクの高いコースや、砂など滑りやすいコースにおすすめです。

リアタイヤだけにインナーセーバーを装着するのもアリですね。
何よりも、心理的にも体力的にも極限状態を引き出すCXにおいて「攻めることができる」という点は、非常に安心感に繋がります。

セッティングの幅をさらに広げるツールとして、低圧が求められるコースセッティングに特におすすめです。

※リムは内幅が広めのリムの使用を推奨しております。(19mm以上)
※ビードが落ちにくい場合は、モーターサイクル用のビードブレーカーの使用などもこ検討ください。