弱虫ペダル シクロクロスチームも支える、オーダージャージのチャンピオンシステム
Champion System Japan
中原 義貴(弱虫ペダル シクロクロスチーム)
前田 公平(弱虫ペダル シクロクロスチーム)
弱虫ペダル シクロクロスチーム
チャンピオンシステムがウエアを供給している「弱虫ペダル シクロクロスチーム」。2014-15年シーズンに発足し、週刊少年チャンピオンで連載中の「弱虫ペダル」の作者である渡辺航先生が監督を務めている。
2015-16年シーズンは、22歳の中原義貴選手と21歳の前田公平選手のフレッシュな顔ぶれとなった。(2015年末現在)さらに2001-02年と2002-03年の全日本シクロクロス選手権大会において、女子の優勝者である唐見美世子選手も加わり、シクロクロス界を盛り上げている。
渡辺先生やメカニックの日比谷さんもレースに出場するという自転車好きが集まったチームから、今回は同世代で小さい頃から同じ競技で競い合う中原選手、前田選手に話を聞いた。
ー 今季から同世代で同じチームになりましたね。何か雰囲気とかモチベーションとか変わりましたか?
- 前田
- マウンテンの会場とかでもずっと一緒にいたりするので、あまり違いを感じませんね。
- 中原
- いつも通りでジャージが同じになったね、という感じです。
- 前田
- それが近いですね。いつも通りです。
ー お互いにライバルという感じはありますよね?同じチームで助け合いとかはあるのでしょうか?
- 中原
- もちろん、ライバルですね。一緒の年代、カテゴリーで走っているので。
- 前田
- 始まっちゃったら、ライバルですね。
- 中原
- (同じチームということは)何も関係ないです。こけようが何しようが関係ないです(笑)
- 前田
- 知ったことか!という感じで走っていますよ。助け合いはないです(笑)
- 中原
- つぶしあいはあっても助け合いはないですね(笑)
今週は2日連続で疲れもあるんですが、やれることはあるので、しっかりやっていきたいですね。
(弱虫ペダル STARLIGHT CROSS 2015 in サイクルモード、2日目のレース前にインタビューしています。) - 前田
- 昨日はナイターで今日はデイレースということで、あまり時間があいていないですし、これまでも毎週のようにレースに出てきていますので、やはり疲れはたまってきていますが、頑張りますよ。
ー シクロクロスはいつ頃からやっていますか?
- 前田
- 割と最近で、5年も経っていないです。初めてC3に出たのが2011年頃です。
- 中原
- 僕も結構最近で、3年くらいかな。
- 前田
- それまではMTBだけです。
- 中原
- はい。僕もそれ以前はMTBだけです。MTBは小学生の頃からやっています。
- 前田
- 僕もMTBは10年ほど前から...、小学校3年くらいからだと思います。
ー チームウエアーの着心地などはどうですか?
- 中原
- ぼくは寒がりなので、レースではいつも裏起毛のワンピース(シクロクロススキンスーツ)を着ています。Champion Systemさんの裏起毛は本当に暖かくて、愛用しています。
- 前田
- そうですね。1枚でも暖かいので、アンダーウエアで調節すれば雪の日でも全く問題ないくらいです。
- 中原
- ソックスは上までプリントされているフルプリントタイプ(マルチカラーソックス)なんですよ。「弱虫ペダル」のロゴも綺麗に入っています。ワンピースよりさらに暖かいジャケットもあって、待機しているときなどにも重宝しています。
- 前田
- 保温性が高くて着心地がいいんですよね。
- 中原
- 全てのウエアに言えることなんですが、動きに対してストレスがないというのがいいです。乗車姿勢を考えて作られていますね。
最近の主な戦歴
中原 義貴(22)
2012年 全日本マウンテンバイク選手権 XCO U23優勝、2012年〜2014年 MTB世界選手権出場
前田 公平(21)
2012年 MTBアジア選手権 XCO ジュニア優勝、2015年 シクロクロス世界選手権出場
チャンピオンシステム おすすめアイテム紹介
細かな用途に合った製品が選択でき、なお進化・改良し続けているチャンピオンシステムの、おすすめアイテムをご紹介します。(※アイテム名からのリンクは、全てチャンピオンシステムのサイトへリンクしています。)
●レースシーンで活躍する多種多様なスーツ
トップやボトムもそれぞれ多種あるのですが、スーツ(上下が分かれず一体になっているもの)の種類も豊富です。袖の長さが半袖と長袖から選べ、それぞれ背面にポケットが付くか付かないかを選ぶことができ、「半袖スキンスーツ」「半袖スキンスーツ(バックポケット)」「長袖スキンスーツ」「長袖スキンスーツ(バックポケット)」と、大きく4種類に分けられます。
ロードレース用では、袖と裾が切りっぱなしになっていてフィット感が良く、補給食を入れられるバックポケットも付いている「レーススーツ」と、夏用にメッシュ地の「サマーレーススーツ」が人気です。
またトラックやタイムトライアル用では、「半袖スピードスーツ」と「長袖スピードスーツ」があります。かなり立体縫製になっているので着心地も良く、ばたつきがほとんどありません。
●シクロクロス用アイテムも充実
シクロクロス用には長袖で裏起毛の「シクロクロススキンスーツ」があります。シクロクロスは寒い時期にレースをしますが、強度が高く汗をかくので、通気を考えて背中側は素材を変えており、裏起毛ではありません。足回りは暖かくなっています。シーズン前半はまだ暖かい日が多いため、ライクラ素材の「長袖スキンスーツ」と合わせて使っている方も多いようです。
また、シクロクロスでおすすめのアイテムは「シクロクロスウォームアップパンツ(サイドフルジッパー)」です。
両足の腰から足首にかけてスッと外れるジッパーが付いているので、シューズを脱がずにウォームアップパンツの脱着ができます。素材は裏起毛で暖かいです。スタート直前まで付けていられます。
「マルチカラーソックス」は、おしゃれなシクロクロッサーにはアクセントになると思います。昇華プリントを採用しているため、使用できる色の制限がなく、ジャージにマッチした細かなプリントが可能です。
長さは、ショート(約5cm)ミドル(約10cm)セミロング(約15cm)の3種類。
縫い目のない「シームレスウォーマー」もおすすめです。生地が薄く、口まで覆っても呼吸がしやすいです。首にまいたり頭から被ったり、状況に合わせて様々な使い方ができます。メインアイテムと一緒ですと10個からになり、1つ800円(税抜)と、お求めやすい価格となっています。こちらは全面にプリントできます。
●進化・改良が続くジャージ、ビブショーツ
アレルギーフリーのシリコングリッパーが採用されたプロビブショーツ2.0
2015年12月から、ミドルグレードのビブショーツが改良されて「プロビブショーツ2.0」になりました。裾のところが上位グレードで使用していたアレルギーフリーのシリコングリッパーに変わったのが大きな違いです。
同様に、トップモデルの2つのジャージも改良され、「レイザーライトジャージ2.0」「レイザーカーボンジャージ2.0」になりました。袖がこれまでセットインスリーブという肩のところで切り替わる仕様でしたが、今回からラグランスリーブに変わり、肩周りのフィット感がとても良くなりました。
袖に使用されているCSカーボンライクラファブリックレイザーカーボンジャージ2.0
「レイザーカーボンジャージ2.0」の袖にはカーボン素材の「CSカーボンライクラファブリック」を用いて、通気性とコンプレッションが良くなっています。
ランプレ・メリダの選手も、好みや用途に応じてどちらかの製品を着用しています。昨年(2015年)のツールドフランスでステージ優勝(第16ステージの2級山岳マンス峠で、残り18.5kmから独走)したルーベン・プラサ選手は「レイザーライトジャージ」(改良前)を着用していました。
Link!
チームのオーダージャージで使ったことがある方も多いと思いますが、プロチームがレースを行うような環境下でも選手たちを支えたアイテムには興味をそそられますね。オンラインでオーダーできますが、シクロクロスのレース会場などで、実際のアイテムを見る機会があるときには、ぜひ手にとってお確かめください!
チャンピオンシステム http://www.champ-sys.jp/