第29回全日本選手権1日目 マスターズ
2024年1月13日 栃木県宇都宮市 道の駅うつのみやろまんちっく村
2024.01.15
マスターズに波乱はなし。連覇、独走。
第29回全日本選手権 1日目 マスターズ
2024年1月13日 栃木県宇都宮市 道の駅うつのみやろまんちっく村
澄み切った青空の穏やかな陽気でこの日は始まった。公園の桜は一部咲き始めていた。
温暖な冬も通り過ぎる予感で、午後の雪予報は、まあ外れるだろう、大げさだ。みんなそう思っていただろう。
女子 マスターズ
林口選手の連覇。片岡選手は前に見えながらも追いつけず、林口選手も追いつかせず。
1 林口 幸恵 Gufo cycleworks 35:32
2 片岡 幸 Team轍屋 0:20
3 西山 みゆき 1:25
男子 60歳+
佐藤選手が不調。中谷選手が怪我で参戦できない。久間選手も不参加。それでも下からは松井選手が上がって来る。激戦必須のこの年代。増田選手は、初めから最後まで独走し、ライバルに敬意を払いながらも、新しいチャンピオンとしての貫録を見せつけた。見事な勝利。3位は佐藤選手をスプリントで下した松井選手。
1 増田 謙一 SHIDO WORKS 33:30
2 野村 正 0:24
3 松井 正通 CycleShop Re Belle. 0:56
男子 50歳代
ここも過去のチャンピオンが集うクラス。出れば勝っている 大原選手は58歳の年度。
スタート前に、カンセキの焚火に当たりながら話を聞くことができた。初めは当たり障りのない、信州大学の後輩が頑張ってるね、小林あかりさんもだけど、他にも揃っているのがすごい。というところ。昨年の筧太一さんとの闘いも聞いてみた。その話はまたいつか書くことにして、自信があふれる話だけだった。4周で28分で終ってしまうか、5周になって33分になるか。短いとひとつのトラブルを取り戻せないことになるから長い方になって欲しい。普段60分走ってるから伸びることは何でもない。時間があれば自分が勝つはず、そういう話だった。
生田目選手はここはホームゲーム。しかし2周回目で大原選手に100M 先行され、全く詰めることはできず完敗。この全日本で31連勝は止まった。冗舌に勝者の挨拶をする大原選手の隣で、悔しさのあまり、マイクを向けられても、声を出せなかった。
大原選手、これで4連覇。杉原選手は全日本に場所を移しても表彰台に自分の席がある。すごい実力者だ。
1 大原 満 30:27
2 生田目 修 イナーメ信濃山形&大幸ハーネス 0:05
3 杉原 貴弘 チーム バケラッタ 0:39
男子 40歳代
天気予報通り。昼から吹雪になった。
村田選手は35歳で連覇のあと、40歳でも連覇。4年勝っている。斉藤選手との差は僅差か?僅差だったら毎年勝てない。
筧選手はおとなしくなってしまうと集まったお客さんはつまらない。調子にのってもらいたい。
1 村田 憲治 岩井商会レーシング 38:25.7
2 斉藤 和哉 シルクロード +0:00
3 筧 五郎 56 +0:27
男子 35歳
1 城島 大樹 CycleShop Re Belle. 38:21.7
2 渡辺 佑樹 team SONIC +0:31
3 稲益 拓也 DENSO RACING +1:06
文責 CCM岡本