アンチドーピング　TUE申請について

アンチドーピングについて

アスリートは自身の健康を守る正当な権利があります。ですが治療であることの申請、証明が必要です。
どの競技種目でも、国内最高大会は対象試合です。事前に、どのカテゴリーはする、何着はするという公表はありません。また、類推を容易にさせるどのカテゴリーはしない、という反対の情報も一切出ることはありません。マスターズの競技が対象になることは少なかったですが、外れているわけではありません。日常の高血圧と眼圧治療に含まれる利尿剤、糖尿病治療薬は下記　TUE申請が必要です。育毛剤は禁止薬物です。

日常治療でなく、大会前に喘息治療、アナフィラキシー（強力なアレルギー反応）、あるいはコロナ感染で副腎皮質ホルモン（糖質コルチコイドと同じ）、気管支拡張剤を使う・使った場合は、普通の病名１行の診断書でなく、使う理由、使わなかったらどうなるか、皮膚炎の写真、喘息では肺活量検査を添えた診断書を大会３０日前に提出してください。日が近くなっても申請してください。この診断書を提出する手続きをTUEと言います。

治療のための薬物使用（TUE ）の申請についてはJADAの案内をご参照してください。書き方の例もあります。申請用紙１枚目の下段にfax 郵送先が書いてあります。FAX後原本の郵送が必要です。
https://www.realchampion.jp/resources/000162.html

上記説明は、ドーピング検査について全てを網羅した説明ではありません。この時期に起こりがちな点を特別に取り上げて注意を記載しました。