2023-2024 season レースカレンダー公開
2023.07.05
▼ 2023-2024 season が幕を開ける!
今シーズンのAJOCCシクロクロスレースカレンダーを公開します。
http://www.cyclocross.jp/calendar/
現在、全68大会を予定しています。
開催調整中の大会については、決定次第お知らせします。
▼ 2023-2024 season JCX series
#1 10月9日(月) 茨城シクロクロス 土浦ステージ
#2 10月29日(日) 東北シクロクロス わたりラウンド
#3 11月5日(日) 幕張クロス
#4 11月18日(土) 野辺山シクロクロス Day1
#5 11月19日(日) 野辺山シクロクロス Day2
#6 11月26日(日) 関西シクロクロス UCI 琵琶湖グランプリ (UCIーC2)
#7 1月21日(日) 東海シクロクロス 愛知牧場 Day2
#8 2月11日(日) 関西シクロクロス 二色の浜 Day1
▼ 2023-2024 カレンダー公開にあたってのご挨拶
【新シーズンが始まります】
シクロクロスファンの皆さま、お待たせしました!2023-2024season AJOCCレースカレンダーを公開いたします。
この場をお借りしまして、各開催地で関係する皆さまのご理解とご協力、そして選手皆さまのご理解と熱意に感謝を申し上げます。
2023年は各種レースイベントが一気に活発になってきました。様々な自転車競技に取り組み、はたまたランニングで汗を流す、そんな皆さんの心には「今シーズンのシクロクロスこそ」という思いがあったことでしょう。私もその一人です。
カレンダーをもっと早く知りたい...というお声も頂戴しますが、発表が7月というタイミングになってしまうことをご理解下さい。レースイベントを催すには様々な関係機関との折衝が必要であり、また各地オーガナイザーは兼業がほとんど。日常の傍らで心を燃やす各地のオーガナイザーたちを、ぜひ温かく見守っていただけると幸いです。
この発表直前に決まったレースや、調整中のレースもいくつかあります。シクロクロスの普及・発展のための「情報発信」は、私たちAJOCCの仕事だと認識しています。分かりやすく迅速に情報を整理して、確実に皆さまのお手元に届けていきます。AJOCCの各種SNSのフォロー、今シーズンもよろしくお願いします。
もうひとつのAJOCCの仕事であり強みは、PDCAでいうところのC...CheckでもありCalculationとも言える、数的統計を残していることです。過去数年の参加者数は感染症の影響もありましたが、前シーズン(2022-2023season)の総参加件数は21,000件超、新規参加選手は1,000名超。これらの数字は2019年以前の水準にまで戻ってきています。
前シーズンは久々に「JCXシリーズ全戦開催」となり、シクロクロス会場はますます盛り上がっています。数字が全てではありませんが、数字の面からも拡大・発展していけるように引き続き取り組んでいきます。
選手の皆さん、機材は早めの準備が肝心です。挑戦の準備は万全ですか?しばらくシクロクロスレースはご無沙汰という方も、そろそろ復帰はいかがですか?昔のライバル、そして新しい仲間が会場で待っています。皆さまの挑戦をお待ちしています。
*最新の参加者動向統計、および機材アンケート結果は、一部を公開し、パートナー企業の皆様にはフルデータを共有いたします。
【JCXシリーズ】
今シーズンは、AJOCCカレンダー登録レースが全68大会。そのうちプレステージシリーズとして位置づけられる「JCXシリーズ」対象大会が8大会です。
「JCXシリーズってなに?」と時々聞かれるので、この機会にJCXシリーズ開催の3つの主旨をご案内します。
「国内トップ選手が競う舞台を創る」
「シクロクロス競技の魅力を広く発信する」
「レベルの整ったサーキットを継続的に提供する」
JCXシリーズ大会のみ先んじてカレンダー公開しているのは、様々な種目で活躍するトップカテゴリーの選手に、いち早く日程をお知らせするためです。
前シーズンから採用したトップカテゴリー上位選手へ付与される賞金水準は、今シーズンも継続して採用します。まだまだ十分な水準だとは思っていません。JCXシリーズのタイトルが選手の目標となり得るよう、組織を挙げて取り組んでいきます。
JCXシリーズ大会は高いAJOCCランキングポイントが約束され、トップカテゴリー以外でも選手の皆さまにとって参戦する価値ある大会となります。各地域を代表するシクロクロス大会として、多くの参加者・多くの観客を受け入れる会場キャパシティもあります。走る立場としても、見る立場としても、ぜひJCXシリーズにご注目ください。
今期の国内UCI公認レースは、一部調整中の大会もありますが、現在は関西シクロクロス琵琶湖グランプリのみが発表されています。UCI公認レースの企画は複数年に渡るプロジェクト。国内UCI公認レース開催数を以前のように増やしていけるよう働きかけていきます。
UCIレースの継続的な開催が日本全体のレベルアップに貢献し、そしてそこからワールドカップや世界選手権大会の誘致に繋がる大会が現れるものと信じ、活動していきます。
【JCF公認大会について】
これは追って発表とさせていただきますが、いくつかのJCXレースはJCF(日本自転車競技連盟)公認大会としての申請を行う予定です。
かつては「JCXシリーズランキング=JCFナショナルランキング」となっていた時代もありましたが、近年は主旨の相違からそれぞれが独立したランキングとなっています。選手強化や選手を支える環境づくり、なによりも分かりやすさの観点から、それは決して望ましいものではないと理解しています。ナショナルランキング対象レースの開催に向けてJCFとも協議・協働し、次世代の選手のためにも望ましいスタイルに近づけていけるよう努力していきます。
選手の皆さまにおかれましても、愛する競技の普及と発展のために、私たちの理念に賛同していただけますと幸いです。大丈夫です。付いて来て下さい!
さて、長ったらしく堅苦しいことも述べましたが、今シーズンもシクロクロスへの挑戦をお待ちしています。盛り上げていきましょう!
一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会 代表理事 影山善明