シクロクロスミーティング 第3,4戦 飯山 ナイトクロス、Day2
2018/11/3,4 長野県飯山市
2018.11.05
ナイトレースは小坂選手、day2は沢田選手の圧勝。
ここ飯山は、日本海側の気候で、この時期は雨か雪。山は雪化粧をしているものだ。
雪か、冷たい雨が毎年選手をコテンパに苦しめるが、多少は天の神様も悪いと思ったのだろう。この連戦は飯山らしからぬ暖かな陽気が選手を迎えた。昼の準備は半袖。
ここのコースはちょこまか曲げて減速する悪い意味の日本のレースでなく、ダイナミックに踏みまくっての最大ワット数。そして、キャンバー、キャンバー。
最初のキャンバーは修善寺の250バンクと同じ。斜面にぶつかって跳ね返ってくる優しいものだが、二つ目以降は逆バンク。怖がって山側に重心をずらすととたんにタイヤはグリップを失ってライダーを斜面下に引き込む。昇っているわけではない走路を平たん路のように均一に回し、急なハンドルアクションをしないことで、平たん路と同じ走りをすることは大変なスキルだ。
マスターズ 優勝 森選手
中谷選手と笹井選手のバトル。このあと40代笹井選手が先行する。コースの作りがとてつもなくえぐい。試合をこなしている人には、英語でいうところの官能的という表現さえいただいた。
小林さんの線の引き方は、各地のサーキットの設計者に見てもらいたいところだ。以前から日本にはないヨーロッパの当たり前がここにあると言っていたことだ。
何か食べても300円。伝説コースなら500円。温泉も格安または無料。こういうところもここのおもてなしだ。
キッズ野嵜選手はシケインをバニーホップでクリアーする。この時期に平衡感覚、反射神経を獲得しているこの選手の名前は、このあと大きな舞台で聞くことだろう。
結果はこちら。第3戦 https://data.cyclocross.jp/race/6434
日曜は朝のうちはかすみがかかっていたが、まもなく晴れて、ポカポカの陽気になった。
写真判定。一生懸命走ることで守ったものもある。ハンドルを投げたけどちょっと足りなかったかね。
遠征してよかった~と思う人生の額縁を飾る瞬間、茨城からありがとう。いつもは茨城のホストチームをされていますが、コースの描き方も身に染みたでしょう。
2位争いは過酷だったが、飯山で花を咲かせたい竹内選手をスワコの二人が打ち砕いた。
2日目C1フィニッシュは安定ともいえる圧勝で沢田選手の勝利。
第4戦結果はこちら https://data.cyclocross.jp/race/6442
写真 Omori Miki