ドラマの応酬!全天候のシクロクロス東京!
2015-16シクロクロス東京2016 JCX第11戦 2016.2/13-14
2016.03.02
13日は、気持ちの良い晴天でスタートし、
翌14日は、暴風のち晴れと様々な天気に恵まれたシクロクロス東京2016は、
今回で5回目を迎え、2日間で過去最高の21000人が動員があった。
過去最高の21000人の観客動員を記録した
大勢の参加者が今年も砂を楽しんだ
コースは、名物の砂であるが、これまでと大きく違っているのは、周回が逆となり且つコースもシンプルに、
1日目は、晴れて乾燥した砂が選手達を苦しめ、2日目は、雨で砂が締まるも林間の泥が牙を剥き、気温の上昇と共に
刻一刻と変化する路面コンディションにであった。
C1
序盤ジェレミー(アスパイアレーシング)がレースを組み立て、後を竹之内(Toyo Frame)がトレースする展開に、そしてその後に、ベン(W-cup)と小坂(宇都宮ブリッツェン)が続く、
このまま、竹之内(Toyo Frame)とジェレミー(アスパイアレーシング)の一騎打ちかと思われたが、
中盤にかけてベン(W-cup)と小坂(宇都宮ブリッツェン)が詰めてきて振り出しに、小康状態で、終盤に迎えるか!?
という所の砂の折り返し付近で、小坂(宇都宮ブリッツェン)が勝負を掛けてアタック!!
その反応に出遅れた竹之内(Toyo Frame)が小さなミスで止まり、後ろを走っていたパワーズも遅れ、
15秒ものギャップを許し最終局面を迎える。
勝負は、最後の砂浜区間となった。それまで毎周同じラインを走っていたジェレミー(アスパイアレーシング)が負荷が掛かる最短ラインを選び小坂(宇都宮ブリッツェン)を抜きラストストレートも力強い走りで2度目の勝利を勝ち取った。
終盤を前に小坂が猛チャージ
最終回にジェレミーが仕掛ける瞬間
エリートはジェレミーパワーズが制した
CL1
少数ながらも、国内のトップ選手が集結した。
序盤は、與那嶺(フォルツァ・ヨネックス)、武田(Liv)が前に出るも、
全日本ジャージを纏った坂口(パナソニックレディース)が直ぐにレースをコントロールし始めた。
序盤から、後続を大きく離した坂口(パナソニックレディース)は、リードを保ちつつレースを進めていたが、
淡々と駒を詰めていた宮内(Club La. sista Offroad Team)が最終周回に迫った。
しかし、大きなミスもないまま堅実な走りで、2位以下に1分以上引き離し、シクロクロス東京初優勝を手にした。
レース序盤の砂での競り合い
CL1は坂口聖香が制した
CM1,CJ
マスターズ筧とジュニア織田、各クラスのトップが火花を散らした。
レース序盤から独走状態になったが、クラスを超えた闘いでデットヒートを制したのは世界戦帰りの織田聖だった。
CM1とCJのクラスを越えた闘い。
エリート(11周)
1位 ジェレミー・パワーズ(アメリカ、アスパイアレーシング)
2位 小坂光(宇都宮ブリッツェン シクロクロスチーム)
3位 竹之内悠(Toyo Frame)
4位 ベン・ベルデン(ベルギー、W-cup)
5位 ギャリー・ミルバーン(オーストラリア、トレック・チャンピオンシステム)
6位 ティム・アレン(アメリカ、フィードバックスポーツ)
7位 丸山厚(BOMA RACING)
8位 門田基志(TEAM GIANT)
9位 前田公平(弱虫ペダルシクロクロスチーム)
10位 ザック・マクドナルド(ストリームライン・インシュアランスサービス)
CL1(6周)
1位 坂口聖香(パナソニックレディース)
2位 與那嶺恵理(フォルツァ・ヨネックス)
3位 宮内佐季子(Club La. sista Offroad Team)
4位 武田和佳(Liv)
5位 豊岡英子(パナソニックレディース)
6位 今井美穂(CycleClub.jp)
7位 上田順子(ダム部)
8位 西山みゆき(Toyo Frame)
9位 橋口陽子(TEAM 轍屋)
10位 唐見実世子(弱虫ペダルシクロクロスチーム)