JCXシリーズ開幕　小坂光と與那嶺恵理が開幕茨城を制す

2015-2016シーズンのJCX（ジャパンシクロクロス）シリーズが今年も茨城で開幕した。C1は小坂光（宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム）、CL1は與那嶺恵理（サクソバンクFX証券･YONEX）が制した。

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会場となったのは取手市小貝川リバーサイドパーク特設コース。14時40分、迫る西日を背にC1レースがスタート。前日の雨の影響もなく、コースはほぼドライコンディションだ。

10月3連休の最終日「体育の日」。昨年と違って今年は天候に恵まれ、多くの観衆が午後のC1レースまでコースサイドに詰めかけ、声援を送る。

9月の大雨で水没に見舞われた大会会場。コースサイドに咲き誇るコスモスは自然の力強さを感じさせる。

序盤、レースをひっぱったのは前日宇都宮シクロクロス2位の前田公平（弱虫ペダルCXチーム）、それに濱由嵩（SPEEDVAGEN CYCLOCROSS TEAM）、丸山厚（BOMA RAICING）らが続く。

序盤のチェーントラブルで大きく出遅れた小坂だったが、終盤に先頭に追いつくとそれを振り切る加速を見せ、独走態勢を築く。ゴールではバイクを高々と掲げ喜びを爆発させた。

午前中に行われた女子L1は、先行する男子マスターズの選手を次々とパスし、最終的には全体のトップでゴールする快走を見せた與那嶺恵理（サクソバンクFX証券･YONEX）が優勝。

序盤から積極的に展開した武田和佳（Liv）と今井美穂（Cycleclub.jp）の2位争いスプリントは武田に軍配。

次戦JCXラウンドは10/25関西シクロクロス・ビワコマイアミランド、そして11/1東北シクロクロス・猪苗代天神浜へと続く。東から西へ、西から東へ、JCXの舞台は全国を巡る。

この日はカテゴリーレースも多くの選手でにぎわった。

C2優勝の織田聖（Above Bike Store Cycle Cub）。走力はもちろん、魅せるテクニックも群を抜く東日本のホープだ。

C4C優勝の根本正和（オンザロード）と鎌田宗也（BlueLug）のデッドヒートはフィニッシュスプリントで決着がついた。地元根本はコース設営にも汗を流した。

C4A優勝の田中将人（エクストリームつくば）と、自走で駆け付けたサポーターが歓喜。前々日はロード耐久レースに出場、疲れは何処に？

キッズカテゴリー優勝の綾野尋（cycluclub3UP）の走力は大人顔負け。サポーターも、うかうかしていられない？

MakotoAYANO/cyclowired.jp

写真提供：MakotoAYANO/cyclowired.jp