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TOHOKU CX Project 第1戦 レポート

TOHOKU CX Project 第1戦 2014/9/15(月) 宮城県・松島町野外活動センター

シクロクロスシーズン到来 東北CX開幕戦はCHAINRINGの山川惇太郎がC1を制する

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シクロクロス2014-2015シーズンの国内開幕戦となる東北シクロクロス第1戦が秋晴れの中、宮城県・松島町にて開催された。前日には会場の松島町から30分ほどの石巻市で開催されていたツール・ド・東北を走ってから連戦する選手も多数見られた。

カテゴリー1は10名の出走だったが激しいポジション争いが繰り広げられて熱いレースを展開となった。1周目は大阪からエントリーの松井正史(シマノドリンキング)、前日ツール・ド・東北の220Kmを走った斎藤朋寛(RIDE LIFE GIANT)、2週間前に北京で開催されたUCIレースを完走した山川惇太郎(Team CHAINRING)、茨城シクロクロスのオーガナイザー影山善明(オンザロード)の4名が先頭パックを形成する。

C1のトップ争いを演じる山川惇太郎(Team CHAINRING)と斎藤朋寛(RIDE LIFE GIANT): (c)TOHOKU CX Project

3周目には後半に強い地元ライダーの佐藤利英(Team CHAINRING)も合流し先頭パックは5名になるも、4周目にはタイヤが剥がれるトラブルで佐藤が後退する。6周目には松井が遅れを喫す。そして、後半にかけてペースを上げた山川が先頭3名から更に先行し、後続に30秒差を付けてAJOCC公式レース初優勝を飾った。2位には影山、3位には最終周回で順位を落とすも前日220Kmを走った疲労をものともしないキレのある走りを魅せた斉藤が入った。

茨城クロスのオーガナイザー影山善明(オンザロード)が芝セクションを攻める: (c)TOHOKU CX Project

優勝した山川惇太郎はこの日の戦略について「前半から飛ばして後半になるとペースが落ちるレースが多いので、今日のレース前半は他の選手の様子を見ながら抑え、後半ペースを上げるように走る」とレース前に東北CXのオーガナイザー兼Team CHAINRING監督の菅田純也氏に語っていたという。

2位に30秒差を付け山川惇太郎(Team CHAINRING)がフィニッシュ: (c)TOHOKU CX Project

また、2週間前に北京で開催されらUCIレースに合わせ調整をしてきたことも結果的に勝因となったのだろう。また、今年からUCI-Class1にグレードが上がった北京のUCIレースで、優勝したタイス・アル(オランダ)と同一周回の30位で完走したのが大きな自信になっているようだ。

詳しいレポートはシクロワイアードを参照下さい。

http://www.cyclowired.jp/news/node/146599

TOHOKU CX Project 第2戦は10/12のJAPANCUP CYCLOCROSSと兼ねて開催する。

http://www.tohoku-cx-project.com/

RESULT

エリート男子 11周回

  1. 山川惇太郎(Team CHAINRING)57:30
  2. 影山善明(オンザロード)58:01
  3. 斎藤朋寛(RIDE LIFE GIANT)58:16
  4. 松井正史(シマノドリンキング)1:01:46
  5. 根本学(cycleclub3UP)1:01:51
  6. 佐藤利英(Team CHAINRING)1:02:45

エリート女子 6周回

  1. 林口幸恵(SNEL CYCLOCROSS TEAM)43:42

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